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グラナダ  アルハンブラ宮殿

スペイン南部アンダルシア地方のグラナダは、8世紀から約800 年間イベリア半島を支配したイスラム勢力の終えんの地。キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)によって覇権を奪われていったイスラムの王国が、丘の上に築いたのがアルハンブラ宮殿。イスラム建築の最高峰と呼ばれ、滅び行く王国の最後の栄華を伝える宮殿。イスラム風建築の宮殿や美しい装飾が、イスラムの人々の強い思いから造られ。王たちはイスラム芸術の粋を結集して、部屋内を飾った。壁はアラベスク模様で覆われ、天蓋には砂漠の夜に輝く満天の星が表されている。中庭は砂漠のオアシスが表現された造りになっており、そこには常に水が溢れてた。砂漠の民イスラムの人々にとって水は生命の象徴であり、水が溢れる宮殿は地上の楽園だったのです。中庭に張られた池には水面に建物が映り込み、ゆらめいる。その様は、まるで砂漠に現れる蜃気楼のようで、アルハンブラの幻想的な美しさを際立たせている。

解説の出所: 「NHK HP 世界遺産へのたび」より。 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards142.html