1.
自宅近くで排水路工事を行っている、そこから出土した粘土を焼いてみた
(2006.8.25) (2008.8.30)
興味ある表面形状で焼き上がった。粘土に混ざっている粒子が表面に独特の表情を出したのだと思える。
工事現場の土(今は無くなって道路になった)、 そこから出土した粘土、 焼いた作品1、 作品2、
使用したお気に入りの電気釜(200V
3kW、メーカーはこちら)
と 加熱特性図。
1.2 粘土つくりの続き(1) (2006.9.10)
出土した粘土を精製することにした。
@
先ずは水で溶いて網戸の網を利用して小石をふるった。
A 素焼きの鉢を用意して乾かす。 ・・・・
さて、どのような粘土が出来るかお楽しみ。
B 完成した粘土から小さいぐい飲みを、 こんなに沢山
作った。 焼き上がったらお酒を飲もう。 (2006.9.26)
C 良く乾燥したので、これから電気炉で焼きます。(2006.10.8) , → 素焼きの、加熱特性図。 (2006.10.10)
D 素焼きを終えたら、赤レンガ色になり、叩くと鐘のような音。→
釉をかけたので乾燥後本焼きしよう。 (2006.10.11)
E 本焼きも終わって完成しました。
早速、晩酌に使いました、美味しかった。 → 詳細な写真はこちらです。 (2006.10.14)
1.3 粘土つくりの続き(2)
@ 花瓶を作ってみた。 形作って乾燥した状態、次ぎに素焼きの工程に進む。 (2006.11.03)
A 器も作ったのだが乾燥中に割れてしまった。粘土の質が悪いのだろう。 (2006.11.15)
B 本焼きをして完成しました。
表面に細かい砂粒が浮き出る面白さがあります。
(2006.12.02)
@の
花瓶、 お茶碗、 ぐい飲み
C これでお酒を飲むと、表面の舌触りが快く、とても美味しかった。 (2007.1.3)
2. 遊び心
花瓶?
それとも鉛筆入れ? 何故か亀裂が入った。 (2006.8.31)
3.
庭から出てきた粘土に砂金?
@
鉢で育てたバラを植え替えるために庭の片隅を掘ったら、灰色で砂っぽい粘土が出てきた。
粘りが少なく崩れやすかったが何とか練り上げた。 (写真に示した@の器)
A 素焼きをしたら、表面がキラキラと輝くので25倍の拡大鏡で観察したら、金のようだ!
(2008.7.28)
B 1,225℃で本焼きをしたら、解けて曲がってサイコロにくっついてしまった!
良く見ると格好良いです。 釉薬の無い底面を拡大鏡で観察したら、やはり金がある! (2008.7.30)
4. 焼成に伴う収縮 (2009.11.22)
乾燥後の寸法と素焼き及び本焼き後の収縮率を測定しました。
@ 素焼きによる収縮は微々たるもので計測値に現れなかっ。
A 本焼きによる収縮は10%前後であった。円筒状が収縮率が大きい。
成型寸法(mm)
本焼き後の寸法(mm) 収縮率(%)
形状
124
114
-8.1
茶碗
59
54
-8.5
茶碗高さ
120
114
-5.0
茶碗
60
55
-8.3
茶碗高さ
90
84
-6.7
円盤
85
73
-14.1
円筒筒径
54
48
-11.1
角穴
81
75
-7.4
67
58
-13.4
円筒筒径
44
40
-9.1
円筒筒径